データで見る家電手帳

スマート家電を対象とした統計情報を公開しています。

2021/11/01公開

スマート家電の保有状況を調査 第二弾!

「家電手帳」は、“雑事から開放されたシンプルな暮らしを実現する”というコンセプトのもと、 ホームオートメーションに向けて研究開発を進めているスマートフォンアプリです。 前回の調査からどのような変化があったのか追跡調査をしました。

※個人情報は取得せず統計情報として処理しています。
※データに関するお問い合わせは弊社Webサイトのフォーム よりお願いいたします。

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宅内で稼働中のスマート家電を追跡調査

前回調査に引き続き、ネットワークに接続したスマート家電の保有状況を調査しました。 結果、テレビ、ストリーミングデバイス(Amazon社Fire TV Stick、Google社Chromecast、Apple社Apple TV等)などの 娯楽関連のネットワーク機器が前回と同様に上位を占めました。 またロボット掃除機や湯沸器などの順位が上昇しており、一般家庭にIoT家電製品の広まりを感じる結果となりました。
※順位の変動があったものには数字の横に矢印を記載しています

登録数順位 種類
1 テレビ
2 ストリーミングデバイス(FireTVStick、Chromecast、AppleTV等)
3 BD/DVDレコーダー
4 プリンター
5(↑) ゲーム機
6(↓) AIスピーカー
7 エアコン
8 ネットワークカメラ
9 家電コントローラー
10(↑) ロボット掃除機
11(↑) タワー型扇風機
12(↓) 太陽光発電機器
13(↓) 照明器具
14(↓) 空気清浄機
15(↓) 床暖房
16(↓) 分電盤
17(↑) 湯沸器
18(↓) 蓄電池
19(↑) 水道メーター
20(↓) 炊飯器
「家電手帳」に登録されたテレビのネットワーク接続率はどう変化した?
テレビのネットワーク接続の変化

スマート家電のなかで保有数が最も多いスマートテレビ。こちらのネットワーク接続率の変化を調査しました。家電手帳利用者においては、56%から81%へ増加しました。 先日、「新4K8K衛星放送視聴可能機器 1000万台突破」と放送サービス高度化推進協会から発表がありました。その際に、買替時期であると述べられています。

「アナログ放送終了時に購入されたテレビが10年を過ぎて、買替時期にある」ということ。地上波放送でのアナログからデジタルへの転換があり、2008年~2011年の4年間でなんと6,857万台が出荷されました。一般的には9.7年で買替の時期と言われており、正に今、多くのテレビが買い替えの時期にあります。
引用元:新4K8K衛星放送視聴可能機器 1000万台突破 記者発表会開催

こうした背景や昨今のステイホームでテレビを買う方が増えたことで、スマートテレビの利用者も増加し、家電手帳利用者のスマートテレビ利用率が増えたのではないかと推測されます。

「家電手帳」に登録されたエアコンのネットワーク接続率はどう変化した?
テレビのネットワーク接続の変化

スマートエアコンの接続率も増加しました。 日本冷凍空調工業会の統計 によりますと、エアコンの出荷台数は、2021年の1月から5月は昨年の台数を超えたものの、その後6月からは前年割れが続いています。それを反映するように、家電手帳においてもスマートエアコンの利用率はスマートテレビと比較すると落ち着いた伸び率となりました。

<調査対象>
対象日:2021年10月時点
対象者:家電手帳から個人情報を取得せず統計処理をしたデータ
対象機器:ユーザーが家電手帳に登録した機器
本調査結果は、当社が独自に収集した情報及び一般に公開された情報を当社の解釈・分析にもとづいて表現したものですが、その完全性、正確性に関しては免責とさせて頂きます。